最新の科学分析によって、縄文時代の暮らしが明らかになる!?

 

先日はきらりホールにて開催された根郷貝塚のシンポジウム【埋もれた家に眠る人骨】に伺ったのですが、その後に市川市にも伺ったのです。ご挨拶をする機会をいただいたので、根郷貝塚つながりで市川市にある【姥山貝塚】にも触れて、貝塚について紹介させていただきました。

【姥山貝塚】は【根郷貝塚】同様に竪穴住居跡とともに人骨や遺物も発見されています。その後も周辺部の調査が進み、計39か所の竪穴式住居跡、計143体の人骨が発掘されています。縄文人が住んでいたのが【竪穴住居】で、利用しなくなった住居を墓として転用したのが【廃屋墓】とのことです。

シンポジウムで講演していた先生によりますと、15歳に達した縄文人の平均余命は約35年程であったのではとの見解でした。縄文人は獲物の獲得や、衛生面、健康面を考えると寿命が短かったのではと思っていたので、意外でありました。

【根郷貝塚】にて発見され、現在、郷土資料館にて展示されているは人骨は、昭和53年に実施した第1次調査によると、推定身長143センチの20~30歳代とみられる女性の埋葬人骨という通説でありましたが、再調査した結果、50代以上の女性ではないかとのことでした。他にも40代から50代の縄文人が埋葬されていたのではとの見解ですから、DNA等最新の科学分析によって、縄文時代の人々の暮らしが、より解明できるのではと期待しています。

縄文時代の貝塚は全国に2400か所程あるとのことです。そのうち東京湾沿岸地域700か所程集中していて、最も貝塚が密集する地域が千葉市で、若葉区にある【加曽利貝塚】が日本最大級の貝塚として知られていますが、市川市の【姥山貝塚】、鎌ケ谷市の【根郷貝塚】は廃屋墓として知られています。

 縄文時代の貝塚が多くある千葉県としても、文化的価値や魅力を発信することも大切かと思いますので、文化財の保護や活用という観点から地域活性化を目指してまいりたいと思います。千葉県議会議員松沢たけひと