健康福祉の課題について

2022年12月30日 金曜日

厚生労働省の令和2年度国民医療費の概要を見ますと、全国平均は34万600円で、千葉県の国民医療費は29万9700円、埼玉県の29万8200円に次いで少なく、全国で2位という状況です。

要因については、医療施設に従事する人口10 万対医師数が、埼玉県177.8人で、千葉県205.8と1番目と4番目に少ないと同時に、首都圏という地域性の中で、若い世代の人口流入が進んでいることも考えられます。

医師数の確保はもちろんですが、両県とも急激に高齢化が進むと予測され、生涯を通じて健康でいられるよう、予防や重症化防止の視点から、千葉県民の健康を支える必要があります。

例えば、がんの予防・早期発見の推進、予防医療の推進、食を通じた健康づくりの推進を目指します。また、鎌ケ谷市では健康マイレージ事業を実施していないのですが、千葉県が実施している「ちーバリューカード」との相乗効果を生む健康マイレージ事業の創設を検討する時期にきているのではないでしょうか。千葉県鎌ケ谷市議会議員 松沢たけひと