東日本大震災を忘れない
2022年11月11日 金曜日
先日餅つき大会用のお米を買いに宮城県に行きましたが、東日本大震災をキッカケに交流することになった亘理町のもち米を使い、いよいよ餅つき大会を開催します。
東日本大震災を忘れないという意味も込めて、以前は石巻市の大川小学校へ行く機会が多かったのですが、今回は山元町にあります【震災遺構 中浜小学校】にも伺いました。
山元町は宮城県の東南端の太平洋沿岸に位置し、人口約11700人、面積は約65平方メートルの町です。町のホームページを見ますと、東日本大震災の被害は死者 637人(遺体未発見の死亡届16人および震災関連死20人を含む)、家屋の被害は全壊が2217棟(うち流出1013棟)という被害状況です。
中浜小学校は海のすぐそばにあり、東日本大震災当時、児童と教職員、保護者らの90名の命を津波から守りぬいた小学校で、現在は震災遺構として、被災の記憶や教訓を後世に伝える施設となっています。
日本国は世界でも有数の地震多発地帯となっており、今後も首都直下地震、南海トラフ地震など、様々な巨大地震が予測されています。【災害に備える】、言葉では簡単でありますが、一人ひとりの防災力を向上させることで、全体の防災力が底上げしていくのではないでしょうか。【震災遺構 中浜小学校】は防災の重要性と災害対応力の必要性を感じることができる施設です。機会がありましたら、是非見学していただければと思います。千葉県鎌ケ谷市議会議員 松沢たけひと