初富稲荷神社の春季例大祭

初富稲荷神社の春季例大祭が開催されました。【初富】は千葉県が誕生した明治6年より前から、開墾の歴史があります。明治政府が旧江戸幕府の小金牧、佐倉牧を開墾する最初の地であることから、【初】と豊かな実りになるようにとの願いを込めた【富】の字を組み合わせて名付けられました。
その後、二和、三咲、豊四季、五香、六実、七栄、八街、九美上、十倉、十余一、十余二、十余三と明治2年から4年にかけて13の開墾地が造られましたが、最初の開墾場所であった【初富】においても、それまで手付かずだった土地の開墾は、大変厳しい状況に置かれていたとのことです。
【初富】の開墾と共に、地区の御守護と繁栄を願い、鎮守様として鎮座されたのが【初富稲荷神社】であります。当時は相撲興行を行う等して励ましたり、開墾者同士で農業の学習をするなどして支え合って生活していたとのことです。
鎌ケ谷市と言いますと、新鎌ケ谷地区の発展が目覚ましいですが、都市農業が盛んな街でもあります。鎌ケ谷の特産と言えば、梨ですが、イチゴやぶどう、野菜等、農作物が多く生産される地域でもありまして、【稲荷神】は稲を象徴する穀霊神、農業と深く関係する農耕神を祀っていますので、鎌ケ谷市内における農作物の豊作と従事する方々のご活躍、鎌ケ谷市民の幸せを祈願いたしました。
当時から150年以上を経て、現在の【初富】があるのは先人たちの努力であり、改めて感謝申し上げます。現在も、開墾時に入植した子孫も含め、地域住民の有志で氏子を担っていただいています。私自身も鎌ケ谷市に生まれ育った一人として、【初富】の発展、【鎌ケ谷市】の未来に繋げてまいりたいと思います。千葉県議会議員松沢たけひと
