免震装置 検査データ改ざんの影響
2018年10月18日 鎌ヶ谷市役所から情報提供がありましたし、各メディアにて報道されています。
市庁舎は昭和51年に建築され、免震工事前のIS値は0.5前後と基準値の0.9を大幅に下回っていたため、大地震に対する建物の安全性が確保されていない状況でした。平成25年度当初予算にて総額19億8510万円を計上し、その後も増額補正をして、約30億円の市庁舎免震工事契約となった経緯があります。
その市庁舎免震工事は地下部分に免震装置を取り付ける工事でありましたが、免震装置に使用している免震オイルダンパー8基において、検査データを改ざんしていたことが明らかになったわけです。大地震の発生時には、市庁舎が市の防災拠点施設となり、市庁舎の安全性の確保は欠かせません。免震装置の検査データ改ざんがどのような影響があるのか、早急に調査することが必要と思いますし、交換等の必要性があれば、早急に対応を求めてまいりまたいと思います。千葉県鎌ヶ谷市市議会議員 松澤武人