負担の世代格差

1月19日 今朝の日経新聞に年金における負担の世代格差についての記事がありました。現在の社会保険方式では給付と負担の関係が明確であることや、現行制度との継続性があるといったメリットがあります。しかし、無年金の方や低年金が発生しやすく、また、後世の負担が重くなることがデメリットとして挙げられます。日本での少子高齢化に直面しています。支える人が少なくなって、支えられる人が多くなくわけですから、年金制度の安定的運営に疑問を持つ方も増えてきているのではないでしょうか。国民年金の保険料未納率は4割にも上ります。信頼のおける制度にするためには改めて、受益と負担について議論していかなくてはならないと思います。
 基礎自治体の鎌ヶ谷市においても、少子高齢化は人事ではありません。平成32年には3人に1人が高齢者となる時代が到来します。年金同様に将来に渡っての受益と負担について考えていかなくてはなりません。会報の特集に公共施設について述べさせていただきました。今後、築年数が30年を超える公共施設が増えていくことが想定されます。今ある公共施設が将来の子どもたちにとって、負担だけを負わせないよう、今、私たちが公共施設のあり方について考える必要があります。市内の各地で配布する予定ですので、ご覧下さい。鎌ケ谷市議会議員 松澤武人
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