千葉県の補正予算案

2023年5月10日 水曜日

昨日は千葉県議会の全員協議会が開催され、初登庁しました。またその際に、令和5年度の5月議会にて上程される議案について説明を受けました。物価高騰への対応に係る対応として、209 億 2900万円を追加するとのことです。

1,小学校1年生から中学校3年生まで(県内在住)、1人あたり一律1万円(保護者の所得制限なし)を支給するもの。54億円

2,公立・私立高等学校等の新1年生(県内在住)、1人あたり一律1万円(保護者の所得制限なし)を支給するもの。6億円

3,低所得のひとり親世帯を支援するため、子育て世帯生活支援特別給付金として、児童1人当たり一律5万円を支給するもの。1億500万円

4,急激な給食費の値上げを防ぐため、食材費の高騰分について県が負担するもの。2400万円

5,LPガスを利用している一般消費者等の負担の軽減を図るための支援として、1世帯等あたり 2,400 円を支給するもの。23億4000万円

6,農業用生産資材の価格高騰の影響を受ける農業者の負担軽減を図るため、価格高騰額の一部を支援するため、肥料を除く生産資材価格高騰額の1/2相当(上限20万円)を支給するもの。11億円

7,農業者の負担軽減を図るため、農業水利施設のエネルギー価格高騰額の一部について、土地改良区等に対し、補助率1/2 の支援をおこなうもの。3億4200万円

8,飼料価格の高騰の影響を受ける畜産農家の負担軽減を図るため、配合飼料価格安定制度への積立及び粗飼料の購入に要する経費について支援するもの。12億1800万円

9,漁業用資材の価格高騰の影響を受ける漁業者の負担軽減を図るため、価格高騰額の一部を支援するもの。1億8000万円

10,医療を安定的に受けられるようにするため、医療機関等に対してエネルギー・食料品価格の 高騰の影響を軽減する支援をおこなうもの。36億円

11,介護や障害福祉サービス等を安定的に受けられるようにするため、社会福祉施設に対してエネルギー・食料品価格の高騰の影響を軽減する支援を実施するもの。26億円

12,国が実施する電気料金の激変緩和措置の対象とならない、特別高圧で受電している中小企業等の負担の軽減を図るための支援を行うもの。20億円

13,地域に不可欠な公共交通手段を維持するため、燃料価格等の高騰の影響を受ける地域公共 交通事業者に対し支援するもの。1億2000万円

14,地域経済を支える重要な社会インフラである物流を維持するため、燃料価格等の高騰の影響 を受ける中小貨物運送事業者に対し支援するもの。13億円

このような補正予算案が5月臨時議会に上程される予定です。臨時議会なので、常任委員会には付託されずに、本会議での質疑になるのかと思いますが、千葉県議会にも慣れていかなくてはなりません。詳しくは臨時議会後にお知らせいたします。千葉県議会議員松沢たけひと