高齢者居場所づくり

2022年11月17日 木曜日

本日は自治会館で開催された高齢者のサロンに伺いました。高齢者サロンは社会福祉協議会が担うことが多いですが、ここでは自治会単位で立ち上げ、運営しております。市内では、社会福祉協議会、自治会、談話室、老人憩いの家等、様々な主体での高齢者サロンがありますので、気軽に参加していただきたいと思います。

何故、このような高齢者サロンが必要なのかと言いますと、高齢化が進行している日本、高齢化率が2022年で約28.5%。鎌ケ谷市の高齢化率は2022年で28.6%、鎌ケ谷市の要介護認定者数は令和2年度で5075人、65歳以上の高齢者の15.9%が要介護認定を受けている状況です。今後も高齢化は進み、認定者数と認定率も増加すると推計されています。そのため、周囲との繋がりの弱い高齢者を地域全体で支える体制や、自立支援・重度化防止に向けた取組が必要で、可能な限り介護を受ける状態にならないようにする介護予防が重要ではないでしょうか。

介護予防の取組みの一つが「通いの場」とされています。高齢者サロンも通いの場とされており、地域の住民同士が気軽に集い、一緒になって内容を企画し、活動内容を決め、ふれあいを通じて、地域の介護予防の拠点となる場所となります。。

これからも鎌ケ谷市全体で地域の福祉力を高めるため、様々な主体で運営されている高齢者サロンをサポートしてまいります。千葉県鎌ケ谷市議会議員 松沢たけひと