12月2日 代表質疑 衆議院選挙公示
会派代表による、議案17件と報告1件の質疑が行われました。
また、午後からは衆議院選挙における候補者の出陣式が執り行われましたので、出席してまいりました。国政という大きなテーマで、経済対策が焦点となっていますが、少子高齢化が進み、人口減少時代を迎える日本国の将来を占う重要な選挙であります。国会議員を選ぶ選挙でありますので、国の政策について議論されています。しかし、国と地方の役割を明確にする地方創生関連法が成立したことで、人口減少抑制に向けた取り組みを一層、進めていく意気込みが感じられますし、地方自治体の一つである鎌ケ谷市も人口減少対策の総合戦略を考えていく必要があると考えます。つまり、国政選挙であっても「地方」という大変重要なテーマでもあると考えます。
行政の仕組みとして補完性の原理という考え方があります。この原理は、市町村で出来ることはまず市町村でやり、出来ないことは都道府県がやる、それでも出来ないことは国がやるという理論です。基礎的自治体を尊重しているように思えますが、「補完性の原理」が成り立つためには、各主体が自立し、かつ対等の関係にあることが前提です。そうでない場合、上位の主体から下位の主体への押し付けになる可能性があります。
市ができることといいましても、11万人の鎌ケ谷市と近隣市の50万人規模の市とでは予算規模や人員体制についても差があると言わざるをえません。そういった背景からも鎌ケ谷市で行う事業、そして、千葉県が行う事業、国で行う事業といった、事業の補完性や連携等が重要となります。
様々な視点もあると思いますが、一人でも多くの市民の政治への参加があってこそ、日本国や地方自治体の未来像が描けるのではないでしょうか。政治をあきらめず、自分たちが住む街は自分たちで決めるという想いを持ち、政治に参加しましょう。
私、松沢も現職の市議会議員として、市が使う税金の使い道等、わかりやすく、身近な市政を目指してまいります。是非、政治に関心を持っていただき、政治に参加していただきますよう、お願いいたします。
千葉県鎌ケ谷市議会議員 松沢たけひと