中小企業の現実
1月24日 五月人形の部品を加工してもらいに取引があった工場を訪ねましたが、廃業されていました。大変驚きましたが、どうしても、この工程が必要なので、電話をかけて同じような作業ができる企業を探しました。
町工場の現実は大変厳しいです。デフレによる単価の低下や消費低迷が町工場の仕事を苦しめ、さらに中国製との価格競争による利益圧迫し、利益が出ないので従業員の給料は据え置きしなければならない。従業員を雇う余裕がないので、家族で仕事をするしかなくなるが、子供は将来に不安のある業種は引き継ぐ決断ができない。こういった負のスパイラルによって町の工場は廃業に追い込まれていきます。
中小企業の経営がどれだけ厳しいものか、利益を出すことがどれだけ大変か、私自身も経営者の一人として感じています。民間の企業運営の経験を行政の場においても訴えていきたいと思います。鎌ヶ谷市議会議員 松沢たけひと