1月19日 鎌ケ谷市商店会連合会新年会に出席してまいりました。私も鎌ケ谷市内で商店を営む一人として、鎌ケ谷市の賑わいを創出するためにも、各商店会の運営に尽力してまいりたいと思います。
小規模事業者は地域の経済や雇用を支える上で極めて重要な存在と考えています。人口減少、高齢化、海外との競争の激化といった経済の構造的変化に直面していますし、地域経済が低迷している状況から、さらなる小規模事業者に焦点を当てた施策が求められているのではないでしょうか。
鎌ケ谷市は昨年度、国から交付のあった地域住民生活等緊急支援のための交付金を活用して、今年度店舗改装費用の一部を補助する空き店舗活用事業を実施しています。現在7件の補助金が決定をしているとのことです。しかし、現在の空き店舗は平成25年と26年を比較しますと、7.7%増加している状況です。
商店街のシャッター街化は通りが暗くなり、人通りも減るなど地域の防犯力の低下につながりますし、地域のお店がなくなることで、車や自転車などの移動手段を持たない高齢者の「買い物難民化」も表面化すると考えられます。今年度、国の交付金で実施できた空き店舗活用事業でありますが、後年度も空き店舗活用事業を実施できる仕組みを構築するべきと考えます。 千葉県鎌ケ谷市議会議員 松澤武人