全国若手市議会議員の会の総会が終わり、研修会が行われました。みずほ情報総研 社会保障 藤森クラスター 主席研究員の藤森克彦先生の講演を聴きました。「人口の減少・単身急増社会の衝撃と自治体の対応」というテーマであり、単身世帯増加が社会にもたらす影響について、社会保障の機能強化と地域づくり、トランポリン型社会保障の必要性、を説いていました。
社会保障の機能強化については負担能力に応じて負担し、必要に応じて給付することで効率化・重点化が図れるのではとのこと。地域づくりについては経済的困窮や社会的孤立を防ぎ、介護を支える地域が必要とのこと。例として「柏市の生きがい就労事業」、「スウェーデン発祥のコレクティブハウス」が紹介されました。トランポリン型社会保障については労働市場から脱落した弱者をすぐにまた市場に跳ね返すという意味を込めて、トランポリン型と言い、跳ね返すための職業紹介や職業訓練機能強化、ワークライフバランスの強化が必要とのこと。
日本国全体で取り組まなければならない人口減少・単身急増社会ではありますが、住民に一番身近な公共である市町村の役割は重大です。地域に合った政策を考えていきます。鎌ヶ谷市議会議員 松沢たけひと
全国若手市議会議員の会研修会
松沢たけひと (2014年8月19日 17:47)
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