昨日は公共施設について述べました。鎌ケ谷市の公共施設の築年数別割合を見ますと、本市の公共施設は104施設のうち、10年未満の施設は3施設、構成割合が2.9%、10年以上20年未満の施設は14施設で、構成割合が13.5%、20年以上30年未満の施設は25施設で、構成割合は24%、30年以上40年未満の施設は46施設で44.2%、40年以上の施設は16施設で15.4%を占めており、築年数30年以上経っている鎌ケ谷市の施設は約6割あります。あと20年経ったら、鎌ケ谷市の公共施設は築年数50年を超える施設が6割となるのです。施設の老朽化に必然です。少子高齢化を本格的に迎える今後、歳入は減り、社会保障費の増加で支出は増える一方です。そのような財政状況とともに施設の老朽化に対応していかなくてはなりません。各施設の劣化度調査をしながら、長寿命化を図るのか、また施設の統廃合を進めるのか、施設の方向性について議論し、将来の建替えや修繕費用の予測をたて、財政負担が均等になるよう、長期的な計画をたてることが必要と考えます。そこで付加価値のある施設を建設するのであれば、スクラップアンドビルドという観点から、現存の公共施設を総体的な統廃合を検討していくべき時期ではないかと述べました。ともに将来の鎌ケ谷市のことを考えていきましょう。鎌ケ谷市議会議員 松沢たけひと
公共施設について
松沢たけひと (2012年7月18日 23:30)
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