8月6日 文京区のシビックセンターにて関東若手市議会議員の会の研修会が開催され、「地域主権改革と議会改革の今後のあり方について」と題した、廣瀬克哉法政大学法学部教授による講演を聴きました。
議会のミッションは議決以上に、討議過程を通して論点や争点を発見し、公開することである。議会という機関全体として責任を認識することや、市民からの直接の課題や要望を聞くことで政策課題を設定するためにも議会報告会の必要性を説いていました。また、予算編成をする議会についても、地方自治法抜本改正の検討事項の一つでもあるとのこと。引き受ける覚悟が議会にあるかという課題はあるが、政策形成もする議会となって初めて、議決責任を全うできるのではないかとのことでした。松澤武人