3月16日 一般質問の三日目が終り、私、松澤武人の質疑も終わりました。自身の一般質問が終われば終了ではなく、どのような問題があって、質疑したのか、住民の方に発信していくのも市議会議員の責務であると感じています。一部内容をお知らせしたいと思います。
最近では学級崩壊やいじめなど教育現場における問題が多く報道されていることもあり、教育現場に対しての注目度は非常に高いのではないでしょうか。一方で、義務教育の本分である基礎学力の向上についても行政が確固たる意思を持ち、取り組むことも重要であると考えています。2000年代に入ってから学力低下が問題視されるようになり、脱ゆとり教育へと移行していく流れの中で、全国学力テストが再び実施され、今年度で3回経過いたしました。学力テストの目的は、現在の問題点を正確に把握し、現状を改善することです。日本全体の小中学生の学力データを継続的に集めれば、国、県、教育委員会、学校は学習状況を把握し、教育指導に役立てることが可能になりますが、その一方で、学校間の競争をあおる、結果の公表による学校間の序列化につながる、また50億円以上の税金を使って行う必要があるかなど多くの問題点も指摘されている中、政権交代による事業の見直しにより、来年度より小6と中3の全員対象方式から抽出調査に変更となりました。このように見直しされた学力テストにおける問題点など質疑する予定です。松澤武人